
不倫はバレたら終わり。
そう考えている人は多いことと思います。
特に、不倫している2人が一番バレるのを恐れているのは、既婚男性の奥さんではないでしょうか。
既婚男性の場合、奥さんに不倫していることがバレてしまえば、奥さんと別れるか、不倫相手の女性と別れるかのどちらかを選ばなければなりません。
大抵の場合、既婚男性は離婚せず不倫相手との関係を終わらせるという選択をするというのも事実です。
しかし、時に奥さんに不倫がバレてしまった後もそのまま不倫関係を継続させようとする男性もいます。
バレてしまったのに奥さんと別れるわけでもない、かといって今までどおり何もなかったかのように不倫関係を続けようとする男性心理にはどのようなものがあるのでしょうか?
別れないのは私に対して本気だから?それとも、遊ぶ相手が欲しいから?と、彼の気持ちが分からなくなってしまう女性も多いことと思います。
本気であればなぜ奥さんと離婚しないのか、そしてこのまま彼についていった先にリスクはないのかというのも気になるところではないでしょうか。
そこで今回は、奥さんに不倫していたことがバレても、不倫相手と別れようとしない男性心理に迫っていきます。
彼が不倫を続ける理由、連絡をしてくる理由など、多くのリスクを抱えながらも不倫を継続させる彼の心理…知りたくありませんか?
目次
既婚男性が奥さんにバレても不倫を続けようとする理由
本当に愛している…不倫相手に対して本気になっているから
不倫相手の女性に対して、本気で好きになり、愛しているからこそ、別れることができないという男性心理が働いている状態です。
遊びの関係であれば、自身がリスクを背負ってまで一緒にいたいと思える相手ではないため、バレてしまった時点で簡単に別れることを選択できるのですが、既婚男性側が不倫相手の女性に対して本気になっていた場合にはそうはいかないのです。
愛しているからこそ、バレてしまったということだけで簡単に相手を手放すことができないため、そのまま関係を継続さえようとします。
そもそも奥さんにバレた後もそのまま関係を継続させることができるのは、家庭内である程度力を持っている男性でないとできないことです。
そのため、不倫相手の女性のことを愛しているから別れることができないという男性は、徹底的に不倫相手の女性のことを守り抜こうとします。
奥さんが直接連絡をとろうとすることも、慰謝料の請求をしようとすることからも、間に入って自らが壁になり、相手の女性を守るのです。
その関係上、不倫がバレてしばらくの間、ほとぼりがある程度収まるまでは連絡をとることができない期間ができるかもしれません。
すると、相手の女性からすれば自然消滅のように別れようとしているのかもしれないと感じられることもあるでしょう。
けれどそれも彼の、「これまでどおり関係を続けていこう」とするための作戦のひとつなのです。
他の人にとられるのを見たくない!
バレてしまって別れるというのは、言ってしまえばとても不本意な恋の終わりを迎えるということです。
自分の気持ちが相手に対して冷めてしまったからとか、相手にフラれてしまったからという、当人同士の気持ちの問題で別れるわけではないのですから、気持ちの整理もつけづらい状態になってしまいます。
不倫がバレてしまっても、必ずしも自身が奥さんと離婚することになるわけではありませんから、既婚男性の生活環境は不倫をする前と何も変わりがない状態に戻るだけかもしれません。
しかし、不倫相手の女性は違います。
自分と別れたことで、新たな恋を始めるかもしれないこと、自分に見せてくれた様々な表情や自分に与えてくれたたくさんの愛情が今度は他の男性へ向けられるであろうことを想像すると、「絶対に手放したくない!」という気持ちがどんどん強くなっていくのです。
特に、不倫を始めた理由の中に奥さんに対する不満、奥さんには一切愛情がないなどというものが含まれていた場合には、余計に不倫相手の女性に対して本物の愛情を抱きやすく、だからこそ余計に他の男性にとられてしまうことを苦痛に感じます。
もし同じ職場で、会社にはバレていないけれど奥さんだけにバレたという場合には、職場環境は変わることなく顔を合わせ続けるわけで、そんな中で自分が付き合っていた女性に彼氏ができたらしい、とか、結婚するらしいなんて噂を耳にすることになるかもしれないなど、あからさまに誰かに奪われたことを知るのが嫌だと思っている場合もあるでしょう。
結果的に、例え自分の環境がまったく変わらなかったとしても、相手の女性の環境には何かしらの変化が起こることを想定し、人に奪われることが嫌で不倫相手の女性のことを手放すことができず、そのまま関係を継続させる道を選ぶのです。
それだけ相手の女性のことを愛しているのだととらえても間違いではありません。
バレたけど大して大きな問題にならなかったから
不倫していることは奥さんにバレてしまった…それは事実だけれども、思ったほど大きな問題にならず、既婚男性自身が大して痛手を負うことがなかった場合には、懲りずに関係を継続させる場合があります。
この場合は、相手の女性に対する愛情云々に関わるものではないのが特徴です。
痛い目を見てでも一緒にいたいとか、何があっても手放したくないと思っている男性からすればラッキーではありますが、そういったちゃんとした気持ちを抱いていない相手に対しても、「このまま関係を続けていても大丈夫そうだ」と感じれば、何食わぬ顔で不倫相手の女性と連絡を取り続けます。
このタイプの男性は、バレた直後であるにも関わらず、次に会う約束などを取り付けるための連絡をしてくることがあります。
やっぱりその理由?性欲には勝てない!
多くの場合において不倫の一番の目的ともいえる身体の関係。
不倫相手の女性との身体の相性が良いと既婚男性が感じていた場合、その相性の良さの虜になってしまっているため、バレたとしても相手の女性から離れられなくなってしまっているのです。
奥さんとの間で離婚だとか慰謝料だとかと揉め事が大きくなればなるほど、一度は離れる期間も必要になってしまう場合が多いのですが、不倫相手の女性とのセックスに夢中になってしまっていればしまっているほど、彼の頭の中は「早く問題を片付けて彼女に会いに行きたい」ということばかり考えていることでしょう。
心では「このタイミングで終わらせておかなければ大変なことになる」と理解してしていても、身体が不倫相手の女性から離れられないのです。
奥さんにバレているのに、今まで通りに連絡してくる男性心理
俺が守るから大丈夫!安心させたいという心理
バレてから今までどおり連絡をすること不倫相手の女性を安心させたいという心理が働いている可能性があります。
たった一言「奥さんにバレた」と言い残してしばらく連絡が取れなくなってしまうというのは、相手の女性からしてもとても不安なことです。
今どうなっているんだろう、自分にはどんな影響があるのだろう、自分に何かできることはないんだろうか、どうしたらいいんだろう…そんな不安を抱えながら日々を送っている相手の女性のことを気遣って連絡してくるのです。
内容に関してはそれぞれの男性で違いますが、現状の報告をしてくれたり、この先2人がどうしていくべきかを話し合おうとしたり、あえてバレた事実については触れず、彼女のことをリラックスさせるため普段どおりの会話を心がけたりします。
そんな既婚男性の心の基盤になっているのは、「俺が君を守ってあげるから、普段どおりに生活していていいよ」という彼の思いやりなのです。
下手に不安を煽るような発言もせず、今までと同じように過ごしていれば大丈夫だと思わせたいという感情が込められています。
こういった感情で以前と変わらず連絡をしてくる男性は、不倫がバレたとしても相手の女性に対して何の影響も与えないように徹底的に守り通してくれることも珍しくありません。
自分が盾になって不倫相手の女性との関係を継続させられる状況を作り出してくれるのです。
離れていかないで…どこかに行ってしまうのではという不安
2人の関係が奥さんにバレてしまったことで、不倫相手の女性が離れていこうとしているのではないか、自分と別れてどこかへ行ってしまうのではないかという不安を抱いているものの、怖くてそれを聞き出すことができず、今までどおり連絡をとることで相手の女性をつなぎとめておこうとしている場合もあります。
このケースでは既婚男性は不倫相手の女性と離れたくないと思っているので、その気持ちを比較的ストレートに伝えてくることがほとんどです。
連絡を入れることで、自分からは離れるつもりはないことの意思表示をし、さらに相手に対して「離れないで欲しい」という気持ちを伝えることでこれまでどおりの関係を続けたいと思っています。
もし、連絡を入れた段階で相手の女性が自分から離れるつもりであることがわかれば、引き留めに入りますし、相手の女性も別れるつもりがないようなら、しばらくの間は大人しくしていようなどと今後また2人が一緒にいられるようにするための提案をしてくるでしょう。
本来なら連絡を入れないほうがいい時期であったとしても、音信不通になっている間に他の誰かにとられてしまうかもしれないという不安が湧き上がり、行動に出ずにはいられないわけですから、それだけ相手の女性のことを本気で好きになっているとも考えられます。
今どう思ってる?不倫相手の女性の気持ちが気になっている
相手の出かたを見て今後の身の振り方を考えようとしている男性も、不倫がバレたあとに何事もなかったかのように連絡をしてくることがあります。
不倫している事がバレたとして、本来ならしばらくは自由に行動することはできないはずですし、不倫相手の女性と連絡をとらないように奥さんに見張られている可能性もあります。
最悪の場合、スマホを没収されているなんてことも考えられるわけです。
連絡してこれるということは、当然その最悪のケースを免れているわけですが、だからといって、バレたあと数日で連絡してこれるほどの余裕は本来ないはずなのです。
それでも連絡してくる際には、既婚男性は不倫相手の女性がどうしているのか、この先自分との関係においてどうしようと考えているのかが分からず、探りを入れているとも考えられます。
不倫相手の女性が常日頃から奥さんと離婚して欲しいというような願いを伝えていた場合には、このタイミングで家庭に入り込んでくるのではないか?と警戒しているのかもしれません。
また、不倫相手の女性が別れるつもりであれば、自分に何か条件を突きつけてくることがあるかもしれないと危惧している可能性もあります。
さらには、既婚男性自身は不倫関係を続けてもやめてもいいと思っていて、相手の女性がどうしたいかで決めようかななどと思っている場合もあるでしょう。
いずれにせよ、危険を冒して慌てて連絡を入れてくるような男性は、不倫相手の女性のことを愛しているとか守ろうと思っているわけではなく、自分の身を守ることに必死になっていると考えられます。
バレてしまった後の自分の環境や今の状態を報告するよりも、相手の現在の状況について詳しく聞き出そうとしてくるようであれば、このタイプだと考えたほうがいいでしょう。
自分の身を一番に考えているため、いざという時には相手の女性を守ろうなどとは考えられないタイプである可能性が高いです。
不倫がバレたのに、妻と離婚しようとしない既婚男性の本音
圧倒的に不利!今の状態では離婚ができない
不倫がバレて、そのまま離婚をするという話に流れていくと、当然不倫をしていた側が圧倒的に不利になります。
財産分与であったり、慰謝料であったりと、あらゆる面において不倫をしていた側の要求が通ることはないでしょう。
そのため、いずれ離婚をすることを考えていたとしても、そのタイミングは今ではないと判断する人が大半です。
特に、不倫の事実を知っても奥さん側から離婚届を突き付けてこない限りは、このタイミングで離婚するメリットは既婚男性にとっては皆無だといってもいいくらいでしょう。
不倫がバレたという状況真っ只中ではなく、ほとぼりが冷めた頃に離婚を考えて行動にでるのが得策だといえます。
だから、どうせ離婚をするとしても、自分に不利な状況ではしたくないという考えが強いため、バレてもすぐには離婚へと動き出すことはしないのです。
奥さんはどうでもいいけど子供が…子供に対する愛情や責任から
不倫する理由は既婚男性によって様々で、十人十色ではありますが、奥さんに対して愛情は一切ないという男性は決して少なくありません。
ただ住まいを共にしている同居人であったり、家事や子供の世話をしてくれる人…くらいにしか見ていないというケースも決して珍しくないのです。
奥さんに対しての感情は今ではその程度しか持ち合わせていなかったとしても、子供がいる場合にはまた話が違ってきます。
奥さんのことは愛していなくても、子供のことは可愛くて仕方ないと思っているからこそ、離婚できないということもあるのです。
不倫がバレた状態で離婚をすることになった場合、離婚の原因は自分にあるわけですから、親権を勝ち取ることは奥さんによほどのマイナス要素がなければ難しいといえるでしょう。
子供が小さければ小さいほど、父親が親権を持つことは難しいですし、ある程度成長して両親が離婚することを理解できるだけの年齢になっていたとしても、不倫をして母親を悲しませた父親についていく子供はなかなかいないと考えられます。
そうなれば、子供とは離れ離れで暮らすことになりますし、会いたい時に会いたいように子供に会うことができなくなる可能性も生まれます。
奥さんと一緒にいたいからではなく、子供と離れるのは嫌だからという理由で離婚をせず、不倫がバレたあともそのまま夫婦関係を続けていく道を選ぶ男性は多いのです。
子供が成長し、独り立ちした時点で離婚をしたり、子供が奥さんと自分のどちらについていくか決められるまで待ち、自分を選んでくれるようなら離婚するなど、バレたタイミングではない時期に離婚を考えている既婚男性もいます。
この場合もやはり、不利な状況で離婚するのはリスクが大きいと考えていると言っていいでしょう。
離婚しなくても不倫関係は続けていけそうだとタカを括っている
離婚するには結婚する際の何倍もの労力が必要になります。
本気で離婚したいと思うのであれば、様々な手続きのために役所に行ったり、書類を作成したりすることも、面倒などとは思わなくなりますが、何から手をつければいいかなど知らない人も多いので、動き出すまでに時間が掛かることも少なくありません。
不倫がバレてしまった場合に、離婚するのは面倒だから不倫相手と別れてしまえばいいと判断する男性もいますが、離婚しなくても不倫関係を続けていくことができたらなと思っている男性も同じように存在します。
後者の考えを持っている既婚男性が、不倫がバレてしまった場合、それでも何だかんだと少し時間を空ければまた不倫関係を続けていくことができそうだと判断すると、面倒な離婚手続きに踏み出すことなく、そのまま婚姻関係を継続していこうと考えます。
奥さんに対して書面上の関係だとしか思っていないことや、不倫相手の女性が離婚して欲しいという希望を伝えてこないことで、当の本人からすれば「今のままでいい」と判断してしまうのでしょう。
もちろん、不倫相手の女性が離婚するようにお願いしてきたり、離婚しなければ不倫相手の女性とは離れざるを得なくなる状況で、既婚男性がそれを受け入れられないと思った場合には離婚に踏み切ることもあります。
周囲の環境が不倫をしていた既婚男性に甘いことで、バレたにも関わらず離婚しないで不倫は続けるという、男性にとって得でしかない状況を生むことになるのです。
不倫を続けることで発生するトラブルや2人が背負う高い代償
一度バレているのに不倫を継続すると慰謝料が増える?!
不倫がバレた際に請求される慰謝料というのは、法律上でしっかり金額が決まっているわけではありません。
奥さんが請求しなければ発生しませんから、そうなれば支払う義務もないわけです。
しかし、金額の相場というものは存在しています。
その相場は、それぞれの不倫関係の期間や状況に応じて変動するもので、三者三様です。
その中で、不倫が一度バレてしまい、関係を切ることを約束したにも関わらず、結局そのまま不倫関係を終わらせることなく、継続していて再度バレた…という状況になれば、さらに慰謝料の相場は上がることになります。
既婚男性からすれば、一度非を認め、しないと約束したことを再度同じ相手と繰り返しているわけですから奥さんからすれば裏切られたという感覚は非常に強くなりますし、精神的なダメージもかなり大きくなることが予想されます。
ゆえに、不倫がバレたあとも関係を継続させることにおいては、多額の慰謝料を請求されるという代償を支払うことになる可能性が高いといえます。
裁判沙汰になることも十分に考えられる
同じ相手との不倫が二度もバレたともなれば、1回目は既婚男性に謝られたり、説得されたりして気持ちを押さえ込んだ奥さんも堪忍袋の尾が切れることは容易に想像できるのではないでしょうか。
不倫相手の女性に対しても1回目は大目に見て慰謝料請求などは控えてくれたとしても、二度目となればそうはいかない可能性が高いと考えられます。
裁判沙汰にして、より公正な場で慰謝料を請求するなんて行動に出ても何もおかしなことはありません。
この状況であれば、どんなに容赦なく責め立てられたとしても、あくまで被害者は奥さんであり、既婚男性と不倫相手の女性は奥さんに文句をいうことはできません。
一度目の怒りも相当なものでしょうが、二度目になればその怒りはさらに膨れ上がり、奥さんがどのような手段に出ることも十分にあり得るのだということを理解しておかなければなりません。
裁判沙汰にもなれば周囲に広く知られてしまう可能性もありますので、社会的地位を失うという代償を同時に支払うことになる可能性についても理解しておくべきだといえるでしょう。
周りに味方がいなくなる可能性大?
もし、自分の親しい友人が不倫しいていることを知ったら、心配して止めに入ってくれる友人がいることでしょう。
また、あなたがそうしたいならと背中を押したり、相談に乗ってくれる友人もいるかもしれません。
それでも、一度不倫関係がバレてしまえば「ここで別れておいたほうがいい」と提言する友人のほうが圧倒的に多いことでしょう。
それに対して不倫をしていた女性が聞く耳を持たず、また彼との関係を継続した場合、「何を言っても無駄だ」「友達のいうことなんて聞かないってことか」とサジを投げられ、友情にヒビが入る可能性は十分にあります。
そうなれば、お金では買えないものを失うことになるわけですからこの代償はとても大きいと言えるでしょう。
慰謝料であれば、支払うことはできるかもしれません。
苦労してでも少しずつでも払うことはできますが、一度壊れた友情を元どおりに戻すことはできません。
彼との関係によって、大切な友人を失う可能性もあるのだということを理解しておく必要があるでしょう。
次にバレたら今の生活環境をすべて失うことになる
不倫がバレてもそのまま関係を継続させようと思えてしまうのは、一度バレたときにそこまで追い詰められることがなかったからです。
多額の慰謝料を支払う羽目になったり、会社を辞めなければならなくなったり、異動せざるを得なくなったりなど、自分が何かしら不利になるような状況へ追いやられることがなかったからこそ、不倫がバレたことで支払う代償を甘く見てしまっている可能性は捨て切れないでしょう。
一度でも痛い目を見れば、関係をキッパリ解消したり、不倫の恋には二度と関わらないなど、自分の中で線引きをして自身を守ることができるはずなのです。
それができない、しようと思わないのであれば、よほど相手の既婚男性のことが好きか、不倫がバレて支払う代償の大きさに気づいていないからなのです。
一度バレた以上、奥さんの旦那さんを監視する目は厳しくなっていることに間違いはありません。
これまでは何とも思っていなかった出張や会社の飲み会、友達と会う予定なども本当かどうか毎度のように疑うことになるでしょうし、夫婦内でのルールが厳しくなることは目に見えています。
そして、そんな状態で不倫関係を継続するということは、より一層バレるリスクが高いわけですし、バレたときに奥さん側から要求される慰謝料の条件も倍以上になる可能性があります。
以前より厳しく管理された時間の中で不倫関係を継続させる代わりに、バレたときに支払う代償がどれほどのものか、一度冷静になって考えておきましょう。
一度目は彼が守ってくれたとしても、次は彼にも守りきれないかもしれないのです。
奥さんにバレても、私と「別れない」と言い切る彼の本音を聞き出す方法
本音を聞き出すのは難しい!想定しかできないから仕方ない?
もしも2人の関係がバレてしまったとしても、俺は別れないよ。
なんて彼のセリフは、彼のことを愛しているあなたからすればとても嬉しい言葉に感じられることでしょう。
何があってもそばにいてくれる、決して離れることはないと安心できる言葉になると思います。
しかし、問題なのはそれが彼の本音であるかどうかということです。
絶対に別れないと言い切る彼の言葉が本心から来るものか、それともあなたを喜ばせるためだけに言っているその場しのぎの言葉なのかを知る術があればいいのにと思うかもしれませんが、正直なところ彼の本心を知るのはとても難しいのです。
なぜなら、実際にバレていない状況で別れないと言い切られても、実際にはどんな状況でバレ、バレたときにどんな状態になるのかが想像しかできないからです。
不倫のバレか、バレたあとの状況なんて、想像しかできないわけで実際にその想像どおりになることなどほとんどありません。
だからこそ、彼の別れないという言い切った言葉を本当かどうか確実に知る方法というのははっきり言って、ないのです。
それでも、彼がどこまで本気でいてくれているのかを知る術はあります。
いざバレたときではなく、その前の段階…普段2人の時間を持っているときにあらかじめ彼の心を探ってみるのです。
バレたときのことを想定して話し合う場を作ってみる
もしも2人の関係が奥さんに知られてしまったら…そんな状況を想定して2人で話し合ってみることをお勧めします。
バレたらどうする?何がきっかけでバレるんだろう?という会話をする時間を作ることで、自然と彼の本音が見えてくることがあります。
彼がバレた後にどのような行動をとるのかというのを聞いておくこともできますから、万が一、本当にバレてしまったときに連絡が来るのか、しばらくは静かにじっとしておけばいいのかなど、お互いの行動のしかたについても確認しておくことができますので、いざというときに慌てずに済みます。
実際に、万が一やもしも、など“たられば”の会話をしていても彼の本音を引き出せない可能性はゼロではありません。
実際にその出来事が起こってみないことには、想定の段階であれば人はいくらでも綺麗事をいうことはできてしまうため、言っていたこととまったく違う行動をとるかもしれませんし、それは実際にそのときになってみないとわかりません。
しかし、あらかじめ、もしバレたらその時は…という会話をする機会を作っておくことは、必要です。
なぜなら、この時の会話をいざというときに彼が思いだし、あなたとの関係をいい加減にしないようきちんと向き合うよう思い直させてくれるからです。
綺麗事はいくらでもいえますが、バレてしまった段階で彼があなたのことを好きだという気持ちや、できれば別れたくないという気持ちを持っているのであれば、前にした会話を思い出し、口だけのずるい男、逃げる男だと思われたくないという感情が働きます。
前もって彼にバレたときにどうするのか確認しておくことが、いざというときに彼にいい加減な行動を取らせないための鎖がわりになることもあるのです。
バレたら別れるよ?と自身の身の振り方を伝えてみる
もしバレたら、別れる?と彼に質問を投げかけたところで、彼からは絶対に別れないという言葉が返ってくるに決まっています。
稀に、正直者な男性は「そうなったらこのままでいるのは難しいかもしれない」と話す人もいるかもしれませんが、そういう男性は最初から「バレても別れない」とは言いません。
絶対に別れないと言い切る男性にだからこそ、このあなたの「バレたら別れようと思っている」という言葉が有効なのです。
あなたに気を遣っている手前、本来はバレたらこの関係の継続は難しいと思っていたとしても、本音を言ったら関係が壊れるかもしれないと思うからこそ、建前を話していた可能性はあります。
そこで、あなたが「別れる」というワードを引っ張り出すことで彼も本音を伝えやすくなります。
バレたら別れようと思っているのであれば、これまでいくら建前を貫き通してきた男性でも、無理をしなくていいんだと安心し、「そうだね、バレたら難しいかな」と言うかもしれません。
反対に、「何でそんなことを言うの?」「必ず君のことを守るから」と引き止めてくれるようであれば、彼のこれまで宣言していたバレても別れないという言葉は本物だということが分かります。
彼を試すような方法にはなってしまいますが、彼の本音を自然に引っ張り出せる魔法の言葉なので、彼が本当にバレてもあなたと別れないでいようと思っているかどうかを知りたいなら、活用してみましょう。
なぜ別れないの?理由を聞いてみるのも◎
ただ漠然と彼が「別れない」と言っているのだけを聞いていても、それが本音かどうかがわからないから不安に感じてしまうという女性もいるのではないでしょうか?
きちんとした理由を知ることができれば、彼がリップサービスとしてバレても別れないと言っているわけではないことがわかるから安心できる…というのであれば、正直かつストレートに聞いてみればいいのです。
「バレたらお互いにそれなりの代償を払わなければならなくなるのに、どうして別れない道を選ぶの?」と彼に問いかけてみましょう。
普段から彼と会話を交わしているあなたであれば、彼がそれに対してどういった返答をくれるのか、その理由が普段の彼の考えかたやあなたに対する態度と照らし合わせてもしっくりくるものかどうかがわかるはずです。
もしかするとその彼の言葉にはあなたに対する感情が身体目当てであったり、遊び相手としてしか捉えていないような雰囲気が込められていることに気づくかもしれません。
反対に、これまで半信半疑だった彼の愛情が本物であることに気づくことができる可能性もあります。
ここで彼の気持ちを確かめることができれば、バレて代償を支払うことになる前に彼の元を去るという選択もできるかもしれませんね。
いずれにせよ、彼の言動から考えていることはわかりますから、少し怖いと思っても事実を知りたいなら、バレても別れないという理由を彼に問いただしてみてもいいでしょう。
彼の気持ちも大切。でも一番大切なのはあなた自身の気持ちです。
いかがでしたか?
不倫はバレてしまえば終わりを迎えるのが当たり前だと考えている男性は多いですが、それと同時にバレても別れるつもりはないとか、バレても不倫相手の女性には離れないでそばにいて欲しいと思っている男性も決して少なくないのです。
しかし、その理由は人それぞれ。
あなたを愛しているからという理由以外にも“自分だけに都合がいいから”という理由であなたとの別れを受け入れない男性もいるのです。
バレても別れないという彼の気持ちは、どんな状況になったとしても2人が別れることはないと伝えられているようで、とても嬉しく感じるかもしれません。
しかし、あなた自身はどう考えているのか、自分の気持ちを向き合うことも大切だということを忘れないでください。
彼が本当に奥さんに2人の関係がバレてしまってもあなたと一緒にいたいと思っているとします。
では、あなたも同じ気持ちでしょうか?
代償を支払うことになっても、周囲から後ろ指を差されるようなことがあっても、彼との愛を貫き通す覚悟はできていますか?
彼の気持ちを大切にすることももちろん重要ではありますが、それ以上にあなた自身の気持ちを自分で理解し、いざというときに自分はどうしたいのかを心に決めておくことが何よりも大切です。
彼の本音があなたへの真の愛情なのか、それとも自分にとって都合のいい女性としてあなたを扱おうとしているだけなのかを知り、彼の気持ちが本物だと分かったなら彼についていく覚悟を決めればいいでしょう。
彼の気持ちが自分勝手なものであることがわかったなら、バレて修羅場を迎えたり、あなたが様々なものを失うことになる前に、彼の元を離れることをかんがえてみてはいかがでしょうか。
彼の気持ちを知った上で、一番大切にすべきなのは自分の心だということを忘れないようにすれば、あなたは必ず後悔しない道を選ぶことができるに違いありません。
本当のことを知るのは時として勇気が必要なこともありますし、夢見心地のままいたいという感情もとても共感できるのですが、一歩踏み出さないことには見えてこないあなたにとっての本当の幸せがあるのだということを忘れないでくださいね。