
不倫という関係上、時として自ら進んでではなく、不本意に別れという選択をしなければならないときがあります。
周囲に2人の関係を知られてしまったときや、まだ知られてはいなくても疑われはじめてしまったときなどです。
また、当然どちらかの気持ちが冷めてしまったことで関係を終わらせるタイミングを意識せざるを得なくなってしまうことも考えられるでしょう。
特に、相手を嫌いになったわけではなく関係を終わらせなければいけない場合にはできるだけ相手の心の中に自分自身の良い思い出を多く残して、最愛の女性としていつまでも彼の記憶に残りたいと思う女性は多いのではないでしょうか?
既婚女性と独身男性の不倫関係は、終わらせ方がとても大事。
生半可な気持ちで適当に関係を終わらそうと考えている場合、一歩間違えると修羅場になりかねないほど、終わらせ方は重要なのです。
今回は、そんな既婚女性と独身男性の関係を終わらせるタイミングについて深く掘り下げていきたいと思います。
なぜ長続きしないのか、上手に別れるために見逃してはいけない彼からのサインや、彼にとって最愛の女性としていつまでも記憶に残るようにするための別れ方について紹介します。
今現在、独身男性との不倫を終わらせようと考えている女性や、覚悟は決めたけれど一歩を踏み出せず悩んでいる女性はぜひ、参考にしてみてください。
目次
既婚女性が独身男性に魅力を感じるきっかけ
「旦那とは違う…」旦那さんにないものを持っていたから
旦那さんに対して普段不満に思っていることや、旦那さんに足りないと感じているところを埋めてくれるような存在だった場合、その男性に魅力を感じるようになることがあります。
優しくない、思いやりが足りないと思っているときに優しく、気遣いができる独身男性に出会えば魅力的に感じるようになりますし、自分で家事をまったくしてくれない、奥さん任せにしている旦那さんに対して不満を持っている既婚女性は、料理や洗濯、掃除などをすべて自分でこなしている独身男性に対して魅力を感じるようになります。
言ってしまえば、これは独身男性だから魅力を感じるというわけではなく、既婚・独身関係なく魅力的に見えるものではなるのですが、家事をすべてひとりでこなしているなど、「一人なのに頑張ってる」と感じられることで、余計に魅力的に思えるようになるのです。
普段不満に思っている自分の中のモヤモヤを解消してくれる存在であったり、こんな人もいるんだと新しい発見をさせてくれることなど、新鮮味のある気づきを与えてくれる存在は、既婚女性にとって非常に魅力的に見えるものであり、最初のうちこそ、驚きや新鮮味を感じさせてくれるだけの存在だったとしても、それがきっかけで相手のことを意識し、恋愛感情へと発展してしまうこともあります。
自分を頻繁に褒めてくれる相手には自然と魅力を感じるようになる
いくら付き合っているときには「可愛い」「綺麗」と褒めてくれていた旦那さんも、結婚して気持ちが落ち着いてしまうと、あまり褒めてくれなくなるなんてことは珍しいことではありません。
それは決して旦那さん側だけに問題があるケースだけではなく、女性が女性らしくいることをやめてしまい、オシャレなどに気を遣わなくなったことで、旦那さんが奥さんのことを女性として見ることをやめてしまう…なんてこともあるのです。
もちろん、いつまでも綺麗でいたい、女性らしくあり続けたいと努力をしている女性もいます。
そういった、努力を忘れない女性が、どんなに頑張っても旦那さんに認めてもらえない、「綺麗」と言ってもらえないことにストレスを感じたときに、自分をストレートな表現で褒めてくれる男性に対して心が揺れてしまうのです。
特に、独身男性で遠慮なく、直球な表現ができる立場の男性の、分かりやすい褒め言葉というのは女性の心にジーンと響くものでもあるため、たったひと言褒められただけでもとても嬉しく、心が舞い上がる感覚になることもあります。
褒められて嫌な気持ちになる人はなかなかいません。
相手によほど嫌な印象を抱いていたり、相手のことを嫌っていたりする場合には、褒められても嬉しくも何ともないどころか、何か企んでいるのではないかと穿った見かたをしてしまうこともあるかもしれませんが、嫌悪感を抱いている相手ではなければ、素直に嬉しい気持ちになるのではないでしょうか?
自分をストレートな表現で褒めてくれたり、認めてくれる男性に対して、恋愛感情を抱きやすくなることは確実にあります。
これが、既婚女性が独身男性に魅力を感じるきっかけになるのです。
「可愛い」「優しくしてあげたい」という感覚になった
独身男性だと、年下であることが多いかもしれません。
もちろん、年下でなくても、女性が男性に対して「可愛い」と感じることはあります。
家事をこなし、時には仕事も一緒にこなしている既婚女性からすれば、ひとり暮らしをしたり、仕事をして毎日を頑張っている独身男性には、無意識に同志のような意識を抱くことがあります。
しかし、やはり家事に苦戦しているようなことを知ってしまうと、何となく「助けてあげたい」なんて感覚を抱くこともあるのです。
「部屋の掃除がなかなかできなくて、散らかってるんです」とか、「料理が苦手だから結局コンビニ弁当とかになっちゃうんですよね」なんて言葉を聞くと、「やっぱり男の人なんだな」と微笑ましい気持ちになり、素直にそんな話をしてくれる相手の独身男性に対して「可愛いな」「助けてあげたいな」という気持ちになるようです。
ようは、母性をくすぐられたという状態になり、そこから気持ちが恋愛感情へと発展していくことになります。
独身ならではの自由奔放さを魅力的に感じるようになった
既婚女性からすれば、独身男性というのはとても自由に見えるもので、それが時に眩しく感じられるもの。
結婚してしまえば、自分の自由な時間というのはある程度なくなってしまうものなので、自分が持っていないものを持っているような、羨ましいという感情からスタートすることが多いようです。
恋愛に対しても自由ですし、毎日の生活そのものが自由さに溢れていることが眩しく見えて、彼に近づくことで自分も少しはその自由な感覚を得ることができるのではないかという感覚になります。
特に、普段の生活において不自由さを感じていたり、窮屈さを感じている場合には、特に独身男性の自由気ままな生活に憧れてしまうことでしょう。
隣の芝生は青く見えるといいますが、最初のうちは自分にはできない生活をしている独身男性に対して憧れを抱き、そこから少しでも彼から学べることはないか、親しくなることで、得られるものがあるのではないか、自分も少しは自由を感じることができるのではないかという考えから、相手に対して好意を抱くようになるのです。
既婚女性と独身男性の不倫が長続きしない理由
安定している生活を既婚女性が捨てきる覚悟ができないから
愛情不足だとは感じていても、安定している生活から抜け出すことは難しい。
既婚女性の中には、そう考えている人も少なくありません。
旦那さんに対する愛情はとっくに冷めてしまっているのに、それでも生活のことを考えると離婚という選択肢はないものだと感じてしまう。
不倫相手である独身男性に対しても、ちゃんと愛情を抱いているけれど、それでは今の生活を捨てて彼と結婚できるか?と考えると、その選択肢はない…と感じてしまうというわけです。
相手が若く、今の旦那さんより収入が少なかったり、生活が安定しない状態だと、どうしても自分が苦労せずに済むほうを選んでしまうというのは、仕方ないことでもあります。
今の生活をそのまま続けるか、それともすべてを捨てて彼と一生を共にする生活を選ぶか…とそれぞれを天秤にかけたときに、安定している今の生活を選ぶため、不倫していることがバレてしまう前に、関係を解消させてしまう道を選ぶため、不倫関係が長続きしないというわけです。
会いたくても会えない関係に男性が耐えきれず彼女を作ってしまう
女性と男性では、やはり男性のほうが性欲は強めです。
不倫という関係では、会いたいときに会えないわけですから、言ってしまえばセックスがしたいときにできないということにもなります。
既婚女性の不倫相手が年下の若い独身男性であった場合、有り余る性欲を自分の自由に発散することができないため、既婚女性の他に彼女やセフレを作ってしまい、それが既婚女性の知るところとなり、別れに発展してしまうということがあるのです。
また、当初はお互いに旦那と彼女がいることを理解しあって付き合い始めたとしても、お互いがだんだん本気になってしまうことで、既婚女性側が相手の男性に彼女がいることに耐えられなくなって別れを選んでしまうという場合もあります。
どちらにしろ、独り占めしたいという自身の欲求や相手に求める理想が自分の思いどおりにならなかったことが嫌になってしまって関係を解消することに繋がるのです。
信頼に敏感になりすぎてお互いに疑心暗鬼になってしまうから
不倫関係において、相手を信頼するということは、とても難しいことでもあります。
特に、独身男性からすれば旦那さんがいる女性を好きになっているわけですから、いくら既婚女性が「旦那とは不仲」とか「旦那とはセックスレスだから」と説明していたとしても、それを心から信じることができるかどうかといえば、信じ切るのはとても難しいのです。
本当は家に帰れば旦那さんと仲良くしているのではないか?とか、不仲といっているのは自分をつなぎ止めるための嘘なのではないかといった不安に駆られてしまうことで、相手を信じることができなくなってしまうことで、関係が長続きせず、別れてしまうこともあります。
また、既婚女性にも同じことが言えます。
相手の独身男性に、本当は自分以外に彼女がいるのではないか?と不安になってしまうのです。
既婚女性の心理からいえば、自分は家庭を持っていて、自由な時間が限られているけれど、自分と一緒にいないときの彼は完全に自由な状態だから、何をしていても分からない…だからもしかしたら他に彼女がいて、私との付き合いは適当なんじゃないか…と不安になってしまうこともあります。
既婚女性が相手の男性の浮気を疑い、疑心暗鬼になる…というのは、既婚女性が自分の立場を棚に上げているように感じられるかもしれませんが、相手のことをちゃんと好きでいるのなら、仕方ないことだとも言えます。
こうして相手のことを信頼しあうことができなくなった既婚女性と独身男性のカップルは、あっという間に破局を迎えてしまうことになるのです。
本気になってしまうことが原因で関係が長続きしなくなることも?
どちらか片方が相手に対して本気になってしまうことで、もう片方が相手の気持ちや関係そのものを重荷に感じてしまい、関係が長続きしなくなってしまうこともあります。
既婚女性は旦那さんとは離婚する気は一切なく、あくまで遊びのつもりで不倫をしていたとう場合、相手の独身男性のほうが本気になってしまうことを鬱陶しく感じ、さっさと別れてしまおうとすることがあります。
あまり本気になって、「旦那さんと別れて自分と一緒になって欲しい」などと、相手の男性に本気で言われてしまうと、あっという間に気持ちが冷めて、「彼が何か過激な行動を起こすかもしれない」「そうなる前に早く別れないと…」と焦り始めてしまうのです。
反対に、独身男性の場合には、「結婚を迫られることがなく、気軽に付き合える関係だから」と思って既婚女性との不倫を楽しんでいたのに、相手の女性だんだんと本気になり、「旦那と離婚するから、結婚して欲しい」などと言うようになることで、重荷に感じ、「そんな面倒臭い関係を望んでいたんじゃない」とばかりに関係を解消しようとすることがあります。
どちらも同じ温度感で付き合うことができなくなった結果、生まれるすれ違いといったところでしょう。
最初のうちは、お互いに“不倫”であることを理解しあって付き合い始めたのだとしても、関係が深く親密になっていくにつれてどうしても同じ歩幅で同じ時間を過ごしていくことができなくなってしまうものです。
時々、お互いの気持ちを確認しあったり、自分の気持ちと向き合って冷静さを保つことができれば、こういったすれ違いはなくせるといえるでしょう。
独身男性が知らず知らずのうちに出している別れに向けてのサイン
友達や仕事を優先させて会える日にちを減らしていく
不倫関係だと、好きなときに会うことができないだけでなく、会える日数や時間もかなり限られてくることが多くなります。
既婚女性が仕事をしているのであれば、まだ仕事を理由に時間を作ることもできるかもしれませんが、専業主婦であった場合などは、旦那さんが仕事から帰ってくるまでには家事も全部終わらせて夕飯の支度も終わらせておかなくてはいけないなど、制限が色々とあり、その分不倫相手の男性と過ごすことができる時間もかなり限られてしまうことになります。
独身男性のほうも、不倫相手の女性に対して愛情を抱き、「会いたい」と思っている間は必死になって時間を合わせ、二人で過ごす時間をできるだけ多く作ろうと努力をするものですが、気持ちが冷めてきてしまえば、そういった努力をしなくなり、せっかく一緒に過ごすことができる時間を既婚女性が作って提案しても、友達と過ごす時間を優先させたり、趣味の時間に費やしてしまい、会おうとしなくなるのです。
まだ既婚女性に対して気持ちがあるうちは、“彼女を後回しにしていること”を勘付かせないように、当たり障りない理由で断ったりすることもありますが、完全に気持ちが離れてしまえば、断り方にも遠慮がなくなってきます。
「その日は友達と飲みに行くから」とか、「○○をする予定があるから、その日は無理だな」と、あからさまに避けられていると感じられるような断り方をされるようになったら、それは独身男性からの“そろそろ潮時”のサインです。
連絡がとれなくても何とも思ってない?電話やLINE・メールの頻度が減る
連絡がとれる時間が限られているというのも不倫関係の特徴のひとつです。
旦那さんがそばにいる時間帯は連絡をとることができないという既婚女性が多いため、離ればなれでいるときにいつでもスマホにあるツールを使って繋がるなんていうことも思い通りにはいかないのです。
いくら寂しいと思っても、今すぐに声が聞きたいと思っても、それが叶わないのが不倫というものであり、その制限によってまた会ったときに気持ちが燃え上がるのが不倫というものでもあります。
しかし、不倫関係に飽きてしまったり、相手に対して嫌気がさしてしまった独身男性は、連絡がとれなくなっても寂しいとも何とも思わなくなってしまいます。
そのため、二人の間で連絡をとることができる時間を決めておいたとしても、その時間帯に自分から連絡をくれることがなくなってしまいます。
この連絡に関する彼の態度の変化というのはあからさまに現われるものです。
相手に対して「どうでもいい」「別れたい」という気持ちが募れば募るほど、その感情は連絡頻度に顕著に表われてくるものなので、非常に分かりやすいともいえます。
「最近自分からしか連絡をしてないな」「彼から連絡をくれる頻度や返信をくれるまでの間隔が空くようになったな」と感じたら、それは独身男性からの別れのサインなのかもしれないと考えたほうがいいでしょう。
それ以外にも、彼からの別れのサインだと思えるポイントが見つかったら、一度彼とちゃんと話す時間を作ったほうが良さそうです。
「不倫はいけないこと」「旦那さんを大事に」突き放すような発言が増える
自分が今現在、不倫をしているにも関わらず、旦那さんがいる女性と付き合っているにも関わらず、不倫はいけないことだとか、不倫はしないほうがいいとか、またはバレたら大変などと不安を煽るような発言をしたり、または自分より旦那さんを大切にしないといけないとか、夫婦は仲良くあるべきなどといった、自分より旦那さんを選ぶように示唆するような発言を繰り返すようになったら、それは独身男性からの別れたいという意思表示である可能性があります。
既婚女性側も、バレそうだと言って独身男性とすんなり別れようとすることがありますが、ようはその逆バージョンというわけです。
不倫をしていることに対して罪悪感を持たせ、「いけないことをしている」「こんなことをしていてはいけない」という気持ちにさせて、すんなりと別れようとしているというわけです。
これまでは旦那さんの愚痴なども自分に対して気持ちを寄せる形で聞いていてくれたのに、だんだんと旦那さん側を擁護するような発言が増えてきたり、「自分と一緒にいないほうがいい」というような突き放すような発言をするということは、そろそろ別れたいと思っている可能性があります。
それでもまだ半信半疑であれば、少し勇気を出して、彼に二人の関係を終わらせたいと思っているのではないか、聞いてみるといいでしょう。
修羅場にしないために。前もって知っておきたい別れ時の見極め方
修羅場を避けたいならどちらかが本気になる前に関係を終わらせるべき
不倫に本気になるということは、それだけ様々なリスクが生まれてくることになるのだということをあらかじめ自分に言い聞かせておく必要があります。
自分が本気になったときには?
相手の独身男性が本気になったときには?
どのようなリスクが生まれ、どのような状態になる可能性があるのか、ありとあらゆるパターンを想定しておくべきです。
不倫関係は、バレずにお互いがずっと歩調を合わせていくことができさえすれば、際限なく、終わりもない恋愛だと言えます。
また、お互いの気持ちが同じ速度で強く、深いものになっていくのであれば、既婚女性が旦那さんと離婚して、不倫相手の独身男性と結婚してこの先もずっと一緒にいる道を選ぶことも、決して不可能なことではありません。
しかし、バランスが崩れ、どちらかの気持ちだけが一方的に募ってしまったりと、二人同じ歩調で関係を続けていくことができなくなったときには、修羅場になる可能性がグッと高くなります。
既婚女性が一人で突っ走って、旦那さんに不倫がバレてしまうこともありますし、独身男性のほうが本気になってしまうことで、旦那さんに自ら不倫の事実を告白して、「奥さんと別れてください」なんて伝えてしまった…というケースも実際にあり、このどちらもが、片方の気持ちだけが強くなってしまった結果、気持ちが暴走してしまったといえるでしょう。
こうなれば修羅場が待っていることになります。
そうならないためには、離婚する覚悟、この先もずっと不倫相手の彼と一緒に過ごす覚悟ができていないのであれば、自分か、相手の男性のどちらかが本気になってしまった時点で、別れを選択すべきだと考えたほうがいいと言えます。
相手を絶対に失いたくないという気持ちを持ってしまえば、自分だけのものにするためにどんなことでもできるという気持ちになるのは何も不思議なことではありませんが、相手も自分とまったく同じ気持ちで、心の覚悟もできているとは限りません。
お互いが同じ気持ちでいるわけではないのなら、不倫の恋の中にふと“本気”が見えた瞬間が、別れを選択するタイミングになることを覚えておきましょう。
「今別れたら辛いかも」…先延ばしにすればするほど辛くなるなら“今”が別れどき
恋をすれば、相手を忘れなければならないこと、別れなければならないことというのは、どんな形であれ辛いことです。
不倫という関係は、時として自分の意志に反して別れという選択をしなければならないこともあります。
いつか別れなければいけない関係なのだということを自分自身の心で理解し、受け入れているのであれば、早めに別れたほうが傷は浅くて済みます。
相手のことを好きになってしまった時点で、別れれば少なからず失恋の傷は負うことになります。
それは覚悟しておかなければなりません。
辛く苦しい失恋の痛みから逃げるつもりで、別れを先延ばしにしていても、先延ばしにすればするほど、別れという選択をしたときの心の傷は深くなっていきます。
早めに別れれば、その分傷は浅くて済むのだという事実を受け止め、自分の心を守るためにも早めに別れを選択する勇気を持つことも大切です。
別れるタイミングを見失い、親密になるだけなって、無理矢理別れようとすると、気まずくなって別れたり、揉めることになる原因にもなるため、いつか終わらせなければいけない関係だと思っているのなら、早めに終わりを迎えさせるべきだと考えられます。
ちゃんと隠せてる?旦那さんの態度に変化が現われたら危機感を持つこと
不倫の恋に夢中になっていると、どうしても見落としがちになってしまうものがあります。
それが、旦那さんの態度です。
既婚女性が不倫に夢中になっているときには、相手のことばかりが思い浮かんでしまい、また不倫していることがバレないようにしなければ…と思っても、不倫の証拠を隠したり、自身の感情が表に出ないようにということばかり考えてしまい、旦那さんの態度まで気が回らないことがほとんどなのです。
上手に隠せているのか?旦那さんが奥さんに対して何かしらの変化を感じ、怪しんでいないかどうか?というところまで、しっかり目を光らせておかなければなりません。
どんなに自分自身は上手に不倫している事実を隠せているつもりでも、相手が何かしらの変化を感じ取ってしまっているのであれば、それはうまく隠せていることにはならないのです。
旦那さんの態度に目を向けてみてください。
最近態度が変わったところはないでしょうか?
妙に優しくなったり、「今日は何してたの?」など、今までは興味を持ってくれなかった自分が仕事に行っている間の奥さんの行動について尋ねてくるようになったなど、変化があるようなら、旦那さんは旦那さんで、奥さんの態度や言動に「あれ?」と思っているところがあるのかもしれません。
旦那さんが自分を疑っている…と感じられるような節があれば、完全にバレてしまう前に、独身男性との不倫関係を解消したほうが良いでしょう。
辛いかも知れませんが、修羅場を迎えたくないのなら、すべてが明るみに出る前に、今不倫しているという事実をなかったことにし、その秘密を墓場まで持って行くようにするのです。
彼の心にいつまでも残る最愛の女のままで別れる賢い別れ方
「別れたくない!」なりふり構わずしがみつくのはNG。彼の選択を尊重してあげること
揉めに揉めて別れることになると、不倫相手の男性の心には、最後までしつこい女性だった…という印象しか残らなくなります。
既婚女性側から別れを告げることになったとしても、独身男性に別れを告げられたとしても、「別れたくない!」「私から離れていかないで!」と相手にしがみつき、引き留めるような態度を出すのはやめましょう。
基本的に、不倫関係というのは、結婚しているほうが結婚していないほうの自由をある程度奪っているものだと思わなければなりません。
既婚女性と独身男性の不倫関係であれば、既婚女性が独身男性の自由や未来を、縛り付けてしまっている状態であることは事実なのです。
独身男性がどのような理由で別れを告げてくるのかは人それぞれですが、どんな理由であったにせよ、彼が自由を求めて既婚女性に別れを告げることに違いはありませんから、既婚女性側はその彼の選択を尊重してあげなければいけません。
引き留めて、自分から離れないようにするのは、ある意味では“お門違い”なのです。
独身男性側がどんな気持ちで別れを告げていたとしても、彼の選択を素直に受け入れて、「分かった」と言ってあげられるようにしましょう。
引き留めることも、縛り付けようとすることも、そして「行かないで」としがみついて醜態を見せることもなければ、彼の中ではいつまでも良い思い出になり、良い女性と恋ができたと思えることでしょう。
自分と別れるという選択をした彼の今後の幸せを願ってあげられるくらいの心のゆとりが持てれば、彼にとっての最愛の女性としての印象を強く刻み込み、記憶に残すことができます。
最後は笑顔で感謝の気持ちを…「いい女だったな」と思わせるコツ
人は、その人の最後に見た顔を強く心にとどめることがあります。
特に恋愛関係においては、最後に相手がどのような表情だったのかというの強く印象に残るものなのです。
そのため、最後に別れる・別れないで揉めてしまうようなことがあったり、怒鳴りあいの喧嘩をしたり、泣き叫んで別れを拒否したりなんていう醜態を見せてしまうと、彼の中にはその記憶ばかりが残り、「厄介な女性と付き合ってしまった」程度の印象しか残さなくなってしまいます。
一度好きになった相手と、別れなければいけないことは辛いことですし、しばらくは心の傷が癒えることもないでしょう。
それでも、別れ際には笑顔で「ありがとう」「一緒にいた時間は幸せだったよ」と彼と付き合って良かったという感情、一緒にいてくれた彼に対する心からの感謝の気持ちを伝えられるようにすれば、彼に悪い印象を与えることはまずありません。
爽やかな気持ちで、お互いに笑顔で別れられた、しこりを残すことなく終わらせることができたというのは、相手に対しても良い印象を与えやすいのです。
涙を流すのは、一人になってから。
彼にとっていつまでも最愛の女性、付き合って良かったと思ってもらえる女性になるためには、去り際に笑顔を印象づけることです。
ヒステリックで感情的な女性は嫌悪感しか残さない!冷静で大人な女性を演じきること
一番やってはいけないのは、別れ話の際にヒステリックになって泣き叫んだり、相手を責めてなじることです。
男性は、ヒステリーな女性が本当に苦手です。
感情的に叫ばれたり、怒りを露わにしたりされれば、引いてしまいますし、「別れたくない!」と泣かれようものなら、もうどうしたらいいか分からなくなってしまいます。
最後の最後にそんな態度を見せられてしまえば、それまでどんなに大人の女性として独身男性と不倫関係を楽しんできたとしても、最後には相手の独身男性に嫌悪感しか残せなくなってしまいます。
もし旦那さんと離婚する気がないなら、もしくは離婚してもいいと思っていても、彼との間に気持ちの温度差を感じるようであれば、不倫関係というのはいつかは終わりがきてしまうものだ…くらいに思っておいたほうがいいかもしれません。
ある日突然別れを告げられて、感情的になってしまうというのは、どんなに普段冷静な女性でも可能性はゼロではありません。
自分ではうまくいっていると思っていても、相手もまったく同じように感じているとは限らないのです。
万が一のときに感情的にならず、最後まで冷静に、彼の言い分を聞いて、それを受け入れ、そして自分も自分で冷静に落ち着いて思っていること、感じていることを伝えることができれば、大人な対応でひとつの恋を終わらせることができるでしょう。
穏やかに終わりを迎え入れることができれば、彼からしても自分の意見をちゃんと聞いてもらえた、ちゃんと話をして別れることができたということで、“円満に関係を終わらせることができた”と感じられます。
別れ話になると相手にすがったり、泣きついたりして冷静でいることができない女性が多い中、最後までしっかりと大人な対応を見せられる女性は、相手の男性からしても特別な存在、希有な存在に感じられ、いつまでも“いい女”として記憶に残るのです。
せっかく自分が好きになり、相手も好きになってくれて恋愛ができたわけですから、最後まで良い印象だけを持って離れていって欲しいですよね。
いつかは別れがくるもの。それを意識して受け入れる努力は“最愛の女”を作り出す
不倫という関係は、ゴールのない恋愛であることがほとんどです。
続けようと思えば、この先もいくらでも続けていくことができる関係…つまり、終わりがない関係ではありますが、だからといってこのままずっと続けていくことができるかどうかといえばそうではないことに気づいている既婚女性も多いことと思います。
放っておけばずっと続いてしまう関係だからこそ、あなた自身が終わらせるタイミングを見つけ、自分でけりを付けなければいけないということを心に言い聞かせておかなくてはなりません。
不倫という恋は、既婚者側がたくさんの鎖に繋がれていて、決定権は独身側が多く持っている…という印象を持っている人もいますが、実際には大きな決断は既婚者側に委ねられることがほとんどです。
別れを選択して、独身側を解放し、この先の幸せを見つけさせてあげるのも、縛り付けて未来を奪ってしまうのも…もちろん当人同士の考え次第ではありますが…すべて既婚者が握っていると言っても過言ではないでしょう。
いつか終わらせなければいけないなら、できるだけ円満に、尚且つ彼の心に自分という存在が強く残るように…と願う既婚女性は決して少なくありません。
円満に別れ、彼にとっていつまで最愛の女性でいられるかどうかは、あなた自身の心持ちひとつです。
「この不倫はある日突然終わりを迎えても何の不思議もないもの」と思っていれば、彼と過ごす一分一秒を大切にすることができますし、いざそのときがきても冷静に対処し、彼に嫌な思いをさせることなく上手に終わらせることもできます。
不倫に対する覚悟が、彼にとってのあなたに対する“最愛の女性”だったという印象を作るきっかけになるのです。
本来なら別れたくないという気持ちが強いものですが、不倫は悲しい結末を迎えることが大半であることも事実。
せっかくなら、別れのタイミングを上手に計らい、彼の心にいつまでもあなたといういい女の存在を刻みつけられるようにしてくださいね。