ベッドルームで座る女性

不倫関係を継続させている最中は、落ち着いた態度を見せている既婚男性でも、いざ不倫していたことが奥さんにバレてしまったときにただ慌てるだけで落ち着いて行動できなくなり、パニックになって不倫相手の女性のことまで気が回らなくなってしまうという人は少なくありません。

バレてしまったことで自分が窮地に追い込まれたとなると、彼自身も自分の本音がどこにあるのか分からなくなってしまうこともあります。

パニックになった結果、本当に大切なものは何なのか、自分が本当に愛しているのは誰なのかさえ、見極められなくなってしまうのです。

こういったケースの場合、既婚男性は自分の身を守るため、不倫相手の女性を簡単に捨ててしまうこともあります。

彼自身、本来であれば手放したくなかった不倫相手の女性に対して、冷たい態度や突き放す態度を取ってしまい、後からそれを後悔することもあるのです。

お互いが誰にも知られないように注意をしていても、なぜかバレてしまう不倫…。

実際に、既婚男性の奥さんに知られてしまうというケースがダントツで多いようですが、では不倫が奥さんにバレるきっかけは何なのでしょうか?

“ここが危ない”と分かっていれば、バレないように気をつけることもできますし、今現在不倫中なのであれば、この不倫がバレるリスクがどのくらい高いかを知ることもできます。

今回は、不倫が奥さんにバレてしまうきっかけと併せて、万が一バレたときには、男性はどのような心理でいるのか、バレたときの彼の態度を鵜呑みにすべきなのかどうか、彼の本音を知るための方法を紹介します。

「バレない」と思っていてもいつバレるか分からないのが不倫。

彼の本当の気持ちを見失わないためにも、バレたときの既婚男性の心理について知っておくのはなかなか重要なことなのです。

目次

既婚男性が不倫するきっかけ

溜まった性欲を解消させたいと思った

セクシーな女性の下半身

男性が不倫を始めてしまう最たる理由が、性欲の解消を目的とするというものです。

奥さんとのセックスレスや、マンネリ化などをきっかけにして、奥さん以外の女性とセックスをしてみたいと興味を持ち、近くに手頃な女性がいれば手を出してしまう…なんてことから関係がスタートすることが多いようです。

また、ただ単にセックスがしたいというだけではなく、奥さんとの関係が冷え切ってしまっている場合には、キスがしたいとか、手を繋いで歩きたい、ハグがしたいという願望から、不倫をするというケースもあります。

こういったきっかけで不倫が始まった場合、大抵はセフレ関係のような形で継続するか、数回で関係が終わることも多いのですが、最初は身体の関係ありきだったとしても、付き合いが長くなっていくうちに、身体だけでなく心も相手に向かってしまい、いつの間にか浮気が本気に…という可能性もゼロではありません。

不倫相手とのセックスは、背徳感がある分興奮しますし、それが快感に変わるということもあり、奥さんとのセックスよりもハマってしまう男性が多いといいます。

また、奥さんには言えない自分の性癖や、興味のあるプレイなども、不倫相手の女性にであれば打ち明けることもでき、相手も性に積極的なタイプであればいくらでも付き合ってくれることもあり、つい不倫相手の女性から離れられなくなってしまうなんてことになるのです。

奥さんよりも大切に思える相手・好きな相手ができてしまった

青いドレスで横たわる女性

身体どうこうの話ではなく、ただ純粋に奥さんよりも大切にしたい、守りたいと思えてしまうような相手ができたことで、不倫関係を始めてしまうという男性もいます。

相手のことを深く知っていくうちに、愛情を抱くようになったというケースが多いので、こうなる場合には同じ職場など、一緒に過ごす時間が多い関係性から発展していくことがほとんどだと言えるでしょう。

最初からこういった感情を抱いて付き合い始めると、よほど相手に落胆させられるようなことがない限り、ただの一時の移り気で終わることはありません。

奥さんとの関係が悪化していればしているほど、離婚をして不倫相手と一緒になろうとする可能性が高くなります。

家にいても落ち着かない…家庭内に不満を抱えていた

自分の居場所を問う

自分の帰るべき場所であり、自分が一番落ち着ける場所であるはずの我が家…そこが、自分にとって少しも気の休まることのない場所であったとき、常日頃仕事で疲れを感じている男性は、家庭に不満を抱くようになります。

休みの日に家にいても邪魔にされてしまったり、子供と奥さんだけで出かけて自分は仲間はずれにされてしまったり、家族のために一生懸命働いている自分をねぎらってくれる家族が誰もいなかったり…。

“家族にはこうあって欲しい”という願望は既婚男性一人一人で違うものではありますが、その家族に対して求めているものを与えられていないと感じると、途端に家庭には自分の居場所がないと感じてしまうのです。

そうすると、既婚男性は自分の家以外で自分が落ち着ける場所を探すようになります。

ここでいう“場所”というのは、物理的な場所ではなく、自分を受け入れてくれる人の存在だと考えていいでしょう。

その落ち着ける場所になってくれる存在を見つけた途端、不倫がスタートするのです。

自分の存在意義が分からなくなってしまった

孤独を感じている男性

奥さんとの関係は冷え切っていて、大切にされている感じがしない。

子供は奥さんになついていて、自分には何か買って欲しいときなどおねだりの時しか近寄ってこない。

そんな寂しさを感じている既婚男性は、家の中で自分の存在意義を感じられなくなっています。

男性というのは、そもそも人に必要とされたり認められたりしたいという気持ちが強いものなので、“いてもいなくても同じ”というような扱いをされると、一気に自信をなくしてしまうものなのです。

そうなると、男性は自分を認めてくれる存在を求めるようになります。

その結果、自分を求めてくれる女性に心が揺れ動き、不倫をするようになるのです。

日々の生活が退屈だと感じて刺激が欲しくなった

誘惑する女性

毎日の生活に特に不満はなくても、何となく退屈だと感じてしまうことで、不倫に走る男性もいます。

奥さんに不満があるわけでもなく、奥さんとの仲が特別悪いわけではなくても、長く一緒にいることでいることが当たり前になってしまい、マンネリ化していると感じられてしまうのです。

日々の代わり映えしない生活に何か刺激が欲しいと感じたときに、自分に好意を寄せてくれる女性の存在に気づいたり、または自分の中でとても魅力的だと感じられる女性の存在を見つけたりすると、いけない恋に走ることでスリルを味わうことができるのでは…?と半ば好奇心から、不倫をするようになります。

周囲に知られてはいけない、バレてしまうのでは?というスリルを感じたり、相手の女性と会っているときに「今まさにいけないことをしている」という感覚に興奮することで、非現実的な気分を味わうことができるのです。

心が疲れた…癒やしが必要だと感じた

疲れている男性

既婚男性のほとんどが、毎日家族のために一生懸命働いています。

会社で感じるストレスや、家に帰ってきても癒やされることのない疲れにうんざりして、別の女性に癒やしを求めることが、不倫のきっかけになることもあるのです。

寝てもとれない疲れや、何か満たされない心をどうすればいいんだろうか…と考えた結果、「自分には愛情が足りていない」という答えにたどり着いた結果、自分が求めている愛情や優しさで癒やしてくれる存在を探し始めるのです。

自分にとって家族の存在が、奥さんの存在が癒やしにはならないと最初から感じている男性や、奥さんに対する愛情が冷めてしまっている男性は、心が疲れたと感じた途端に、その癒やしを他の女性に求め始めるので、そこでちょうどいい距離に自分の求めるものを与えてくれそうな女性がいると、すぐにその女性に夢中になる傾向があります。

自分にとって欠かせない存在となるため、不倫関係が長く続くことも十分にあり得るのです。

奥さんがいながら不倫してしまう既婚男性の心理

現実に不満がたくさん…逃げ出したいと思っている

疲れ切った男性

普段の生活の中で、仕事のことやお金のこと、奥さんとの関係のことなど、不満をたくさん抱えている既婚男性は、常にそういった山積みの問題から逃げ出してしまいたいと思っています。

自分にとって面倒だと思うこと、どうでもいいと思っていることはすべて投げ出してしまいたいと思っているものの、だからといって本当にそうするわけにはいかないことも多々あることでしょう。

例えば、仕事がうまくいかないと思っていて嫌気が差していても、家族を守らなければいけないから簡単に辞めることはできない。

奥さんとの関係が良くないので離婚したいと思っても子供がいるので自分の意志ひとつで離婚する道を選択することができない。

そういったジレンマを多く抱えている男性は、不倫して相手の女性との恋愛を楽しむことで、現実逃避する時間を作ろうとします。

現実から逃げ、夢見心地で過ごす時間が自分には必要だと判断し、奥さんがいても他に彼女を作り、不倫をするというわけです。

不倫相手の女性との非現実的な時間を定期的に持つことで、何とか自分が「もう嫌だ」と思っている現実から逃げ出さずに済むだけの心の充電を行っているといっていいでしょう。

自分がどこまで男性として魅力的なのかを知りたいと感じている

タバコの煙を吐き出す男性

不倫する男性の中には、もともと「不倫をしたい」と思っていたわけではなかった…というタイプも存在します。

ではなぜ、奥さんという存在がいるにも関わらず、不倫をしてしまったのかというと、“奥さん以外の女性から異性として見てもらえたことの喜び”からなのです。

今現在、奥さんから男性として見てもらえているか、そうではないかというのは、大した問題ではなく、自分が結婚し、既婚者となった今でも、一人の男性として見てくれる女性の存在が嬉しくて仕方ないと感じてしまいます。

それによって、本来は不倫願望があったわけではなくても、自分を異性としてみてくれる女性の気持ちに応えたいという思いが強くなり、不倫をしてしまうのです。

女性がいつまでも美しくありたいと思うように、男性だって何歳になっても異性から魅力的な男性だと思われたいという気持ちを持っているものなのです。

とはいえ、自分に自信が持てず、周囲の女性からどう見られているのかが気になってしまうことで、自分から自信をアピールすることができないでいることがほとんどだといっていいでしょう。

自分に自信がない男性ほど、相手の女性からアプローチをかけられると、嬉しくなってつい自分も相手の女性に夢中になってしまうのです。

誰かに寄りかかりたいけど寄りかかる場所がなく苦しんでいる

涙を拭う男性

男性は、プライドが高い生き物です。

だからこそ、自分の弱さ、脆さをそう簡単に表に出すことはありません。

例え自分の奥さんであっても、自分の弱みはさらけ出さないこともあります。

それは、奥さんのことを愛しているとか冷めているなどの気持ちのあるなしとはまた別の話なのです。

近しい関係だからこそ、相手に弱い自分を見せて不安にしたくないと思っている既婚男性もいますし、奥さんとはいえ、信用できないから自分の弱さを見せることができないと考えている既婚男性もいます。

自分の弱さを見せることで、相手がどう思うのか、不安にさせてしまうのではないかなど、色々な悩みや心配を抱えてしまうのは、相手が近い関係だからこそという見かたもできます。

そのため、不倫相手の女性であれば、自分がよほど本気にならない以上は、失っても怖くない相手、すべてを見せて引かれてしまったとしたらそれはそこまでと安易に割り切れる存在であるからという理由で、不倫をして、相手の女性に弱さを見せ、思う存分に甘えたり寄りかかったりするのです。

とは言っても、当然、信頼もできない相手に弱さを見せる男性はいません。

ある程度付き合っていって、相手のことを知って、“この人なら信頼できる”と思ったところで、自分のすべてをさらけ出すので、自分の寄りかかりたい場所を見つけるために始めた不倫だとすれば、その相手との不倫関係はかなり長くなる場合が多いでしょう。

不倫が奥さんにバレた後の態度からみる彼のあなたへの本音

バレた直後の既婚男性は不倫相手と距離を置こうとするのが基本

スマホを手に取る男性

もし、二人の関係が彼の奥さんにバレてしまった場合、その時点で彼から本音を聞き出すのはとても難しいことだと思っておいたほうがいいでしょう。

なぜなら、バレたときの彼は、冷静さに欠けているからです。

不倫をしているときから、どんなに奥さんへの愛情が失われていたとはいえ、自分が悪いことをしているということは理解していたはずですから、それが知られてしまった以上、「マズいことになった」と焦っている気持ちは少なからずあります。

バレたら離婚してしまえばいい!と腹をくくっていたならまだしも、そういった覚悟ができないまま、バレてしまったのであれば、今後どうすべきか、今この修羅場をどう乗り切るかを考えるのに手一杯なのです。

ましてや、バレたとしてもまだ夫婦である以上、家に帰れば奥さんと顔を合わせないといけないわけですから、実際のところ、バレた直後というのは既婚男性は自分を守ることしか考えていない可能性も高いと言えます。

そのため、不倫が既婚男性の奥さんにバレた場合、基本的には一度男性からの連絡は絶たれると思っておいたほうがいいでしょう。

「バレた」という報告の連絡は来るかもしれませんし、奥さんから連絡が入ることも十分にあり得ます。

しかし、二人の関係をどうするかについての冷静な話し合いというのはこの段階ではまともにできるものではありません。

視点を変えれば、バレた直後は“音信不通になるのが当たり前”であり、連絡が取れなくなったからといって、彼との関係が絶対に終わりを迎えるというわけでもないということになります。

ただでさえ冷静になれず、慌てふためいている彼に、この状況で「私との関係はどうなるの?」「私のこと、どう思ってるの?」と問いただすのは酷な話です。

こうなった時には、直接問いただすのではなく、彼の態度から自分への感情を読み解くようにするといいでしょう。

彼の態度である程度不倫相手の女性への感情が読み取れますし、そこでどうしても理解できない態度や言動があれば、少し時間を空けて直接的に問いただしてみるようにしてください。

腫れ物に触るような扱いは“不倫相手への恐怖”から

怯える男性

「奥さんに不倫していることがバレた…」。

そう伝えてきたときの、彼の態度に注目してみましょう。

やけに優しい言葉をかけたり、相手の女性を傷つけないように、気を遣うように言葉を選んで話をしてくるようなそぶりを感じられたとしたら、既婚男性は不倫相手の女性に対して恐怖を抱いている可能性があります。

特に、不倫相手の女性が“自分に対して本気の愛情を抱いている”と実感できていた場合には、「これを機会に家庭内に踏み込んでくるのではないか?」と思っていることでしょう。

それを危惧しているからこそ、妙な行動は起こしてくれるな…と思いながら、相手を刺激しないように言葉を選んで奥さんにバレてしまったことを伝えようとしているのです。

必要以上に、「俺が何とかするから待っていて」と相手の行動を制限するような発言をするのも、相手に妙な動きを取られたら困ると思っている証拠です。

不倫相手の女性の動きを危険視しているそぶりが見える既婚男性は、まず今回バレたことで、不倫相手との今後の関係などについては良くも悪くも一切考えられていません。

一番大切なのは、自分を守ることだと思っています。

不倫相手の女性に余計なことを奥さんに喋られることはないか、自分の会社や両親などに接触されることはないかということ、自分の地位や環境を守ることしか考えていないのです。

そんな男性の態度にうんざりして、不倫相手のほうからさっさと見切りをつけて離れていくなんてこともあるでしょう。

言ってしまえば、このタイプの男性は、不倫には本来向いていないのです。

自分のことしか抱えきれないわけですから、何かあったときに、本気・浮気関係なく、相手の女性を守ることはできません。

そして、しばらくして冷静さを取り戻したときに、不倫相手の女性に愛想を尽かされて捨てられたことに気づくのです。

気まずそうにしていたら不倫相手への“申し訳ない”という気持ちから

うつむき加減の女性

バレたことを、気まずそうに、また謝罪の言葉も込めて報告してくるようであれば、その既婚男性は不倫相手の女性に対して心から「申し訳ない」という気持ちを抱いています。

しかし、だからといって、バレたことをきっかけに奥さんと離婚して不倫相手と一緒になろうということも考えていません。

その申し訳ないという気持ちは、確かに不倫相手の女性を既婚者である自分が縛り付け、結果的に迷惑をかけてしまう結果になってしまったというところから真摯に向けられている感情であることに間違いはないのですが、それと同時に奥さんに対する後ろめたい気持ちや、奥さんと別れることができないため、このまま不倫相手の女性から離れなければいけないことを暗に示しているとも言えるのです。

ただし、奥さんに関係がバレたことで、相手の既婚男性がこういった態度を取ってくるということは、それだけ不倫関係だったとしても付き合っている間は不倫相手の女性に対して本気の感情を抱いていたと思っていいでしょう。

相手に対して軽い気持ちで、例えばただのセフレ感覚で付き合っていたとするのなら、申し訳ないという感情を表す必要はありません。

自分も相手の女性のことを大切に想い、本当に愛していたし、相手の女性からも同じ感情を感じ取っていたからこそ、「こんなことになってしまって申し訳ない」「守り切ってあげられなくて申し訳ない」「一緒になることができなくて申し訳ない」という気持ちを抱くのです。

明るく、ホッとしているようなら復縁は考えていない可能性大

安堵する男性

もし、不倫関係がバレてしまったときに、男性から連絡があり、その声が落ち着いていて安堵しているようであれば、その男性は今回不倫が奥さんに知られてしまったことで、ある意味「良かった」と思っています。

このタイプの男性は、不倫しているときから心のどこかで奥さんへの罪悪感を捨てきれず、不倫恋愛に集中しきれていなかったのでしょう。

「悪いことをしている」という後ろめたい気持ちを抱いたまま、奥さんへの愛情と不倫相手への愛情の狭間で板挟みになり、苦しみを抱えていたため、バレてしまって奥さんを傷つけ、怒らせたものの、これによってある意味では自身が苦しみから解放されたと感じていると考えられます。

また、バレてしまってから初めて、「自身が窮屈な思いをしていた」ことに気づく男性もいるようです。

心のどこかで引っかかるものがあっても、不倫相手の女性のことをちゃんと好きになって付き合っていたために、それが板挟みになっている窮屈さから来ているものだということに気づけていなかったということになります。

奥さんに知られ、不倫を続けることができなくなって、「不倫はこんなに窮屈な精神状態になるものなんだ」と学ぶため、不倫がバレたのをきっかけにキッパリ不倫から足を洗うため、期間を空けてまた再び不倫相手の女性との関係を継続…という考えは持っていません。

頻繁に気にかけてくれるのは“別れたくない”という思いから

優しい男性の横顔

不倫がバレてしまえば、バレたことの報告や、今後どうしていくかなどの連絡が一度あってから、しばらくの間彼からの連絡が途絶えてしまうことはそう珍しいことではありません。

既婚男性の奥さんから連絡が来ることはあっても、彼は見張られている可能性もあり、なかなか連絡が取りたくても取れないといった状態になるでしょう。

それでも、できるだけ連絡をくれて、「大丈夫?」「何か連絡があった?」「特に何もない?」など、不倫相手の女性の身辺を気遣ってくれるようであれば、彼はまだ不倫相手の女性のことを愛していて、関係を切ることは考えていない可能性が高いです。

心配し、気遣いを見せながらも、自身の現在の状況を説明し、「君には影響がないようにしてあるから」と安心させてくれるような言葉も与えてくれるようであれば、その既婚男性は、不倫相手のことを手放したくないと思っています。

不安にさせて、相手の女性が「私がいなくなれば…」と身を引いてしまい、自分の元を去ってしまうことを危惧しているのです。

不倫がバレるという経験を相手の女性にも体験させてしまったことで、相手が不倫に懲りて「さよなら」を告げられることを何よりも恐れていますから、彼女の心をつなぎ止めるために、気遣いを見せるのですが、奥さんに見張られていることもある手前、ハッキリと「待っていて」と言えない場合もあります。

伝えてくれれば分かりやすいのですが、それができない状況であることも踏まえ、彼の言動をしっかり読み取ってあげられるかどうかが大切です。

不倫がバレた後の彼と奥さんの関係性を調べる方法

離婚していない=円満ではない!

階段に座る悲しげな女性

不倫がバレてしまった後、彼が離婚しなかったとしたら、それは奥さんのことを愛しているから?と思ってしまうかもしれません。

彼との不倫関係が切れてしまったとしても、または継続できていたとしても、彼と奥さんの関係性についてはどうしても気になってしまうところです。

今回の一件で、彼が奥さんとの離婚に踏み出し、自分と一緒になってくれるのでは…?と期待していた女性にとっては、彼が離婚しなかったという事実に大きく傷つくことになるでしょう。

しかし、彼が不倫がバレても離婚しなかったというのは、必ずしも奥さんのことを愛しているからという理由だけではないのです。

彼自身、本来であれば奥さんと離婚して、不倫相手の女性と一緒になりたいと考えていたかもしれません。

それができないのには、彼なりの理由がある場合だって十分に考えられるのです。

例えば、奥さんへの愛情は一切なかったとしても、子供がいて子供のことを捨てることは考えられなかったという場合。

まだ子供が小さければ、自分の不倫を原因とした離婚によって、親権を奥さんに持って行かれ、会いたいときに会わせてもらえなくなる可能性があります。

また、不倫を理由に離婚することになれば、当然多額の慰謝料が発生しますので、経済的にかなりゆとりがないと離婚後の自身の生活が、不倫相手の女性と再婚して二人で幸せに暮らす…どころではなくなってしまうかもしれないのです。

他にも、奥さんがどうしても離婚に応じてくれなかった場合というのもあるでしょう。

不倫をした側は、それを理由に自分から離婚を突きつけることはできません。

奥さんが愛想を尽かして離婚届を渡されるならともかく、その状況では既婚男性側から離婚を切り出すことは不可能なのです。

そういった様々な理由から、冷め切った婚姻関係を仕方なく継続する場合もあるのだということを理解しておきましょう。

むしろ、一度バレたにも関わらず、彼との不倫関係が継続するのであれば、奥さんとの関係は改善されていないと考えたほうが良いと言えます。

「奥さんとはどうなの?」ストレートに尋ねてみる

じっと見つめる女性

不倫がバレた後の奥さんと彼の関係が気になるようであれば、彼に直接尋ねてみてもいいでしょう。

「その後、奥さんとどんな話をしたの?」と回りくどい言い方はせず、疑問に思ったことを素直に聞いてみればいいのです。

ただし、これには一つ気をつけて欲しいポイントがあります。

不倫がバレた直後はストレートな質問は避けるべきだということです。

不倫がバレた直後は、既婚男性は多かれ少なかれパニック状態になっています。

自分の中で何をどうしたいのかというヴィジョンを確認したり、この後どういう流れに持って行こうかという作戦立てに必死になっている状態ですから、その状況で彼に対して「奥さんとはどうなったの?」「離婚するの?」などとせっつかれてしまうと、「うるさいな!」と苛立たせてしまうことになります。

彼が、不倫相手の女性のことを想っていて、別れたくないと考えているのであれば、関係をどうしようか相談してきてくれますし、そのときに奥さんとこんな話をした、不倫相手の女性のことをこう言っていたなどと報告を受けられることでしょう。

何も連絡を受けることができない、報告をもらうことができないのであれば、それは不倫関係の終わりを意味しています。

そうなれば、奥さんと彼がどうなったかは不倫相手の女性には一切関係ないと考えて無理に知ろうとする必要はありません。

不倫関係を継続中なら“以前と違うところ”を探してみる

彼氏に抱きつく彼女

もし、不倫がバレた後も彼と別れることなく不倫関係を継続することになったものの、彼が奥さんとの関係について特に触れてこないことに不安を感じたり、不信感を募らせているのであれば、直接彼に問いただしたいところです。

けれど、ストレートに聞くのもはばかられる…と彼に気を遣ってしまうのであれば、奥さんにバレる前と、バレた後での彼と自分の関係の変化に目を光らせてみましょう。

会う頻度は?会う時間は?連絡を取れるツールや頻度、やりとりの内容に変化はあるでしょうか?

一度不倫がバレてしまった以上、奥さんの監視の目は間違いなく厳しくなっていますから、会う回数や連絡の頻度がある程度落ち込んでしまうのは致し方ないことだと捉えるとして、彼の態度に変化があるかどうかというところが重要になってきます。

バレてしまったことで、窮屈を強いられているのは彼の方です。

それでも、彼が奥さんへの愛情より不倫相手の女性への愛情のほうが強いのであれば、会う頻度や連絡の頻度が下がってしまっていても、それ以外のところで何かしらの代替案を用意して、不倫相手の女性に寂しい思いをさせたり、不安を与えたりしないようにしてくれます。

これまでできていたことができなくなったことよりも、“バレたことで新しく始まったことはないか”が着目すべきポイントです。

もし彼が不倫相手の女性のために何か新しいことを始めてくれたのであれば、奥さんと彼の関係はそううまくいっておらず、何かしらの理由で婚姻関係を継続させているだけだと考えていいでしょう。

特に新しい変化がなく、我慢させられていることばかり、減ったことばかりだとしたら、彼は今現在、奥さんに気を遣って一生懸命関係の修復に努めている可能性があります。

もしそうだったとしても、悲観的になる必要はありません。

彼が奥さんとの関係を修復しようとしているにも関わらず、不倫相手の女性とまだ付き合っているということは、波風たった現状をなんとか落ち着かせて、これまでどおりの日常を取り戻し、不倫相手の女性との関係もこれまでどおりに戻そうとしているだけです。

関係が継続している以上、奥さんとの関係が突然良好なものになったとは考えにくいため、不倫関係が終わっていないのであれば、そこまで彼と奥さんの関係について気にかける必要はないと思ってもいいでしょう。

奥さんに知られずに彼に思いを伝えて、彼の本音を聞く方法

自分がどうしたいかをハッキリと伝えるために考えをまとめておく

意志の強い瞳

彼の本音を知りたいなら、まずは自分の意見をしっかりまとめておくことです。

バレてしまった以上、彼といつ連絡が取れるようになるのかというのは、彼次第であり、また彼の奥さん次第でもあるため、まずすぐには無理だと把握しておくべきですが、彼も不倫相手の女性のことを軽視していないのであれば、できるだけ早く、連絡をとって現状の確認や相談をしたいと思っているはずです。

いつ彼から連絡がきてもいいように、彼との関係を自分がどうしたいと考えているのかをどのタイミングでも同じように伝えられるよう、考えておきましょう。

このまま一緒にいたいと伝えるのか、それとも、もう終わらせたほうがいいと思っていると伝えるのか、自分なりの意見を冷静に考えるのです。

バレたことで、どう感じたのか、それでも彼と一緒にいたいと思ったのであれば、もし彼の本音が自身の本音とは逆だったとしても、伝えるべきだと言えます。

あなた自身が彼に本音を伝えなければ、彼も本音を伝えることはできないでしょう。

彼の本音を聞き、自分の意見を伝えるのに、不倫がバレてしまった以上、そこまで長い時間がとれない可能性があります。

言いたいことも言えないまま、連絡が途切れることのないようにしたいですね。

彼の意見に耳を傾け、受け入れる姿勢を見せる

穏やかに話を聞く

自分なりの意見をしっかりまとめて準備しておくことは大切ですが、もし、彼と連絡がとれたのであれば、まずは彼の言葉に耳を傾けてあげましょう。

自業自得ではありますが、不倫という関係がバレた際、独身側より既婚側のほうがたくさんの問題を抱え、心身をすり減らす状況に置かれています。

当然、裏切られた立場にある彼の奥さんが一番傷ついているのに間違いはありませんが、彼も彼なりに奥さんに責められ、辛い思いをしているのです。

その上で彼自身が不倫相手の女性への気持ちや今後の関係について、どう考えているのかというのを伝えるために連絡してきてくれたのであれば、不倫相手の女性からも言いたいことはたくさんあるとは思いますが、それをぐっとこらえて、彼の言いたい放題、話を聞いてあげる姿勢を見せてあげましょう。

現状では、彼の奥さんは彼に言いたい放題言っているはずです。

彼もそれを受け止めるしかなく、自分の言いたいことを伝えられていないことでフラストレーションを抱えている可能性は大きいと考えられます。

そこで不倫相手の女性に連絡してきた際に、彼女がちゃんと自分の言葉に耳を傾け、話を聞いて受け入れる準備をしてくれていることが分かれば、彼は安心して不倫相手の女性に自身の本音を伝えることができるのです。

連絡がとりづらい!そんなときにおすすめのツールはこれ!

どのSNSを使うか

不倫関係がバレてしまうキッカケの最たるものといえば、LINEです。

彼の奥さんが何気なく旦那のスマホをチェック…としたところで、不倫相手の女性とのやりとりを発見されてしまい、不倫関係が明るみに出てしまうというのが、一番多いバレ方だと言われています。

一度バレてしまえば、同じツールで不倫相手の女性と連絡を取ることは難しくなります。

本来であれば、この先のお互いの身の振り方などについて相談したいところではありますが、それができないとなると、話が進まず、お互いに不安だけが募ってしまうことでしょう。

できれば、万が一の時に備えて、彼と別のツールを用意しておくことをおすすめします。

彼や自分が会社用の携帯や、2台持ちをしているというのであれば、別のLINEアカウントを作ってそれで連絡を取ったり、仕事用で頻繁に使われている、SkypeやChatworkなどのアプリを使って、連絡をとれば、カカオトークなどのLINEのようなSNSアプリを使うのとは違い、怪しまれずに済みます。

連絡を取っていることがバレなければ、不倫が発覚してしまった後も連絡を取り続けることができる…とするためには、できるだけ怪しまれず連絡をとることができるツールをあらかじめ用意しておくと便利です。

バレた直後の彼の本音はわかりにくい!焦らず冷静に待つことも大切

落ち着いて冷静に待つ

不倫がバレたら動揺してしまうのが当たり前です。

どんなに覚悟を決めて不倫をしていても、心のどこかでバレないと思っていたり、自分が意図せぬタイミングやきっかけでバレてしまえば、慌ててしまい、本来手放してはいけないものを手放そうとしてしまったり、忘れてはいけない言葉を忘れてしまったりと、想定内で事を進めることができなくなってしまうことは、仕方ないといえば仕方ないことです。

最初から、バレてすぐに彼から本音を引き出すことはできないものだと考えておけば、いきなり突き放されるようなことを言われても、「今彼は冷静ではないから」と、ショックを受けたり落ち込んだりせずに待っていられるようになります。

少しずつ状況が落ち着いてくれば、彼も改めてあなたとの関係を見つめ直し、彼なりの意見をまとめてあなたの元を訪れてくれることでしょう。

あなたはあなたで、自分なりの彼を受け入れる覚悟なり、彼の元を去る覚悟を決めて、冷静に彼を待つようにしてくださいね。

 

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